【別MIX】『君が欲しくてたまらない』 ZYYG
『君が欲しくてたまらない』について以前こちらでレビューをした。
その際「シングル盤とアルバム番ではミックスが違っており」と記載してBGDH-1003 4というロット番号のものを紹介したのだが、新事実が発覚した。
BGDH-1003 4は初期ミックス?
先日『君が欲しくてたまらない』の品番とロット番号違いのものを発見したので購入。
品番とロット番号はBGDH-1003-2-1C x23 Vというもの。x23の文字は他の文字よりも小さく、明らかに何か違いがありそう感がしたのだ。
で、聞いてみることに。BGDH-1003 4におけるアルバム盤の同曲と違う一番分かりやすい点はテレテレとなるシンセ音が聞こえる、ということなのだが、BGDH-1003-2-1C x23 Vはそれが聞こえない。声の加工した感じもなく、アルバムで収録されているミックスと同じに聞こえる。
そして、波形を調べてみると以下のような結果に
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①BGDH-1003 4→②BGDH-1003-2-1C x23 V→③アルバム『GO-WILD』 |
これを見るにBGDH-1003 4はZARDのように初期ミックス?として出回り、BGDH-1003-2-1C x23 Vに変更(後期ミックス)に。そしてそれをマスタリングし直してアルバムに収録し、現行ミックスに?
ただ番号的に発売順はBGDH-1003-2-1C x23 V→BGDH-1003 4っぽいんだけどなぁ。。。
Gifを見てもBGDH-1003-2-1C x23 Vとアルバムのとでは変化に大差が見られず、そのまま音圧だけ上げたように感じるが。この二つは聴き比べをしても違いが分からなかった。
ではカップリング曲は?
カップリング曲「愛しさを抱きしめたまま」もGifに。
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①BGDH-1003 4→②BGDH-1003-2-1C x23 V アルバムには未収録。 |
このように若干の変化が見られる。筆者が音源を聴き比べして明らかに違うと分かったのは
BGDH-1003-2-1C x23 Vの方が音が大きい。 それ以外には今のところ違いが分からず・・・。
まとめ
Gifで確認してみると以上のような結果となった。これを見るに、シングルとアルバムとではミックスが違う、と説明するよりも初期ミックスと後期ミックスがあって後期ミックスがアルバムに収録されて現行のミックスになっている、と説明した方が適しているような気がする。でもって、初期ミックス?とされるものの言及はGO-WILDのライナーノーツに記載なし、ということに。
ちなみに、カラオケ音源も波形にすると違っていた。
こういう事例を見ると、やはりBeingの作品はロット番号が変更されるタイミングでミックスが変えられている=他のBeing系アーティストのも実は・・・?っていうのがあるのかもしれない。