深海DIARY

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【シングル感想】『OH SHINY DAYS』 TWINZER

TWINZER 2ndシングル

1992年11月1日 リリース

 

OH SHINY DAYS

OH SHINY DAYS

  • アーティスト:TWINZER
  • Be-jin
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概要

TWINZERの2ndシングル。

前作『LEAVE ME ALONE』のカップリングに収録されていた「SUMMER DAYS」をリメイクしてA面へと昇格。

オリコンチャート12位を記録し、TWINZERにとって最大のヒットソングになった。

01 OH SHINY DAYS

「SUMMER DAYS」のリメイク版。作詞も作曲も「SUMMER DAYS」と同じで作詞:小田佳奈子 作曲:織田哲郎。編曲も同じくTWINZER表記となっている。

 

改題し、歌詞を大幅に変更。アレンジも基本は同じだが、音が多くなっている。

タイアップ先は「SUMMER DAYS」の時と同じく大塚製薬「ファイブ・ミニ」CMソング。

 

Guest Singersという枠でWANDSの上杉昇・Mi-Keの宇徳敬子が参加。

ゲスト枠(コーラス)ながら、PVに出演、TVでも律儀に両名が出演していたりと、曲としての待遇が良い気がする。

 

TWINZERにとって最大のヒット曲になったが、前作「SUMMER DAYS」よりもダントツで売れたのは、上杉・宇徳さんらの露出もあったのだろうか。それともA面にしてわかりやすく、TV出演も行ったことが功を奏したのだろうか。

 

某動画サイトに投稿されているTWINZERがゲスト回の「突然バラエティー速報!!COUNT DOWN100」では、コーラスの2人について、「宇徳さんとはアルバムで参加させてもらったりしてまして。上杉君は僕がすごく好きなボーカリストなので是非やってもらいたいと思いまして」と言及している。

 

キーボードやドラムなど、シンプルな演奏だった「SUMMER DAYS」と比べてだいぶユニット感が増した。

ブルージーなギターといい、全体的にシブいポップロックサウンド。

 

元のメロディーが味わい深い感じで、それでいてOH SHINY DAYS~というサビは決して派手ではないが、耳に残るし、この曲をA面で、って判断するのもわからなくはないかな、と。

 

ただ、ゲストミュージシャンを売りにしすぎてるようにも思う曲で、上杉さんと生沢さんは声質が似ているのもあってサビ部分とかユニゾンしきってないような気がする。

コーラスはメインボーカルを引き立てるものだと思うし、もうちょっとコーラスは後ろに引いていてもよかったような。せめて片方だけでもよかったと思う。

カラオケ音源を聴いていても、コーラスが主張しすぎな曲と感じてしまう。

 

後に織田哲郎が『SONGS』でセルフカバーしている。そちらでは生沢さんがコーラスに参加。

 

02 THAT'S CRAZY

作詞は小田佳奈子。作曲が生沢佑一であり、初の生沢作曲ソング。編曲はTWINZER。

 

適度にポップなBeingサウンドだった表題曲と違い、カップリング曲はアコースティックギターとブルースハープ・パーカッションというシンプルな演奏で歌われているブルージーなロックナンバー。

 

誤魔化しの効かないアコースティックサウンドだが、カッコよく歌いこなしている。

生沢さん自身が作曲しているのもあってか、初期の楽曲であるが、独自路線に走った後期TWINZERに近い。

詞に関しても小田佳奈子が手掛けているが、非常にロックロックしていて荒れ狂う感じがよくマッチしている。

03 OH SHINY DAYS (inst.)

コーラスあり。

上杉さんと宇徳さんのコーラスが堪能できる。

両名のコーラス部分は多く、最後のサビの部分とかデュエットみたくなっている。その点は面白いので、聴いてみる価値あり。