令和の時代に8cmCDの収納・保管方法を探す
手短に結果を知りたい人は「結論」まで飛んでください。
・はじめに
皆さんは8cmCDをご存知でしょうか。
この名称を聴き「懐かしいな」と思う人もいれば「なにそれ」って思う人もいるでしょう。
ざっくり説明すると、名前の通り現在よく見かけるCD(12cmCD)よりも小さいCDのことです(そのまま)。
90年代、CDバブルの時代は「シングル盤」といえば8cmCDというぐらい、店頭でよく見かけ、50万枚、100万枚売れた、CD全盛期を代表するアイテムです。
縦長デザインで短冊形なんて呼ばれたりもします。
ですが、2000年以降はシングル盤も12cmCDに役目を奪われ、今ではほぼシングル盤リリース時に目にすることはありません。
しかしながら完全に生産終了したわけではなく、今でもたま~に8cmCDでの音源リリースがされていたりします(あとは復刻等で再リリースされる形なども)。
筆者はCD全盛期な90年代はほぼ生まれておらず、8cmCDの存在を知ったのも2015年頃。
私は音楽を聴くことが大好きなのですが、一方で聴くために音源を収集、つまりはCDの収集も大好きです。
今はサブスクリプション(通称サブスク)の台頭により、音楽はCD要らず。ネットに繋がってさえいれば月額○○円で聴き放題!と音楽鑑賞に関しては安くてお手軽な時代ですが、今でもCDでしか聴けない、サブスク未配信の楽曲も多く、結果としてCDを集める音楽ファンも多いことでしょう。
12cmCDで未配信の楽曲も多くありますが、8cmCDでしか聴けないサブスク未配信の楽曲も少なくはありません。
そうなると、収集せざるを得ない。8cmCD。
売っている場所は少ないものの、結構安価で売られることも多く(筆者の場合、近所の某リサイクルショップでは最低50円だったり)ついつい集めてしまいます。
一方でレアな8cmCDは結構高かったり。2曲入りで5000円とか。割高に感じます。
・本題 中々ベストな収納方法が見つからない・・・
集めるのは良いものの、この8cmCD、収納に苦労する。
結構デリケートなんですよね。8cmCD。偶にプラスチックケースやビニール袋に収まったまま中古で売られたりしてますが、基本何にも覆われていない状態。
ジャケットが紙で、扱いが雑だとすぐ折れたり、ヨレて波打ったり。留め具がなくペロッとめくる仕様なんでディスクが飛び出したり。
更に形状が今となっては特殊で置き場所に困る。
辰井「そうか……ちなみに8cmCDのメリットってあるんですか?」
山崎「置き場所を取らないことですかね。短冊形なので、プラスチックを折ってジャケットを織り込めば、半分の大きさにできますから」
(引用元)
なんて業界の方のコメントもありますが、折ったら価値下がる(もしくはジャンク品)扱いになることも多いですよね(レア盤が思いっきり折れてる時とか悲しくなる)。
初期の8cmCDは折ることを推奨するための折れ線や説明が書いてあるものもありますが、折ることは当時でもイレギュラーだったのか、中古でもあまり見かけません(上記のようにジャンク扱いで店に並ばないのか?)。
後期の8cmCDはそもそも折れないような横開き(SHAZNAとか)のものもあったりするし。
そんでもって8cmCDを大量に街で見かけたであろう90年代ではいざ知らず、新規8cmCDがほぼ全滅状態の令和の時代になると「専用の収容道具」が無いんですよ。これが原因で収納方法に苦労するんですよね。
見栄えだけで言えば、棚で収納するのがお店みたいで映えますが、地震とかで落ちてきた時のダメージを考えると、フタ付きのBOXで収納したい、というのが筆者の一番の希望。
結果、以前は100均(ダイソー)で購入した「収納BOX(正式な名称は忘れた)」を使用していました。
100均(ダイソー)で購入しましたが、300円です。
だいたい45枚前後入ります。
一見、良さげな収納方法なんですが、「中身を確認する際は横から眺めて上から取る為に探しづらい」のとそもそも「取り出しにくい」っていうデメリットが。
そんでもって「収納可能枚数が少ない」のです。45枚前後で。
結果、小分けに収納せざるを得なくなり、BOXがチマチマ増えていく・・・。
300円といえど、チマチマ増えるとCDを探すのも苦労するし、一々買うのも面倒。
できれば一気に収納したい。そんな欲が芽生える。
で、先ほどの「専用の収容道具」が無いという壁にぶち当たります。
手頃なものが中々ありません。
Twitterで調べると、無印良品のファイルケースなんかがオススメされていましたが、フタが無いのが理由で断念。段ボールも虫が沸いたり、ヨレたりするイメージがあるので断念。
そんな中で下記のような記事
を発見しました。
・結論 ベストな収納方法を発見
先ほどのブログで紹介されていたのはFits(筆者も使っています)など、プラスチック製品で有名な天馬(Tenma)の「いれと庫」です。しかも「コミック本」のいれと庫です。CDいれと庫ではなく。
いれと庫は種類が多いので注意してください。
・理由
8cmCDがマンガ(コミック)と高さがほぼ同じ、というのを利用して、これを8cmCD収納BOXとして活用しようというもの。
さっそく買ってみました。
紹介されていたブログでは8cmCDを縦向きに入れているようですが、横向きの方がスペースをまんべんなく使えると思います。
縦の1列で約25枚前後。それが4列で約100枚を一気に収納できました(詰めれば縦29枚ぐらいの合計112枚ほど入った)。
あと少し横に自由スペースが少し。
最終的にこんな感じでフタを閉めれます。
丁度いい具合に収まりました。
タイトルの書かれた背ラベルが上を向くため、非常に探しやすいし少しゆとりを持って入れれば取り出しもしやすい。
積み置きも可。
大容量なんでダイソーの時のようにチマチマ購入する手間も省けます。
横から見ても、ある程度は映えもあるかと。
筆者の要望する「フタ付き」と「大容量」「探しやすさ」、全てが兼ね備わっています。
筆者はお試しに2個購入。また買い足したいと思いました。
8cmCDを大量にもっていてホコリを被らせず、大容量で収納したい、って人には是非オススメの収納ケースでした。
注意 本製品は本来コミック本を収納するように作られた商品です。筆者の使い方は本来の使用方法とは違ったイレギュラーな形となっています。
その為、故障又は損害について、弊社は一切の責任を負いかねます。あくまで自己責任でお願いいたします。
天馬公式ホームページ